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高校受験では英語や国語は先行して過去問に取り組むところも多いですが,多くは10月くらいから志望校の過去問に取り組みます。
高校受験の過去問は「声の教育社」と「東京学参」から出版されていますので,受験する学校はどちらかを購入するようにしましょう。
ただしあまり早くに過去問に取り組まないようにしましょう。
早慶を志望するとなると10月以降何校もの過去問を取り組むことになります。
男子ならば
- 立教新座2/1
- 慶應志木2/7
- 早大本庄2/9
- 慶應義塾or早稲田実業2/10
- 早大学院2/11 or慶應志木2次
がメインとなり、2/12に明治や青学などを受験することになると思います。
女子は早慶は日程の関係から2校のみ
- 早大本庄 2/9
- 慶應義塾女子or早稲田実業 2/10
- 青山学院or明大中野八王子or中大高or法政二高 2/11
- 明大明治or中大横浜or法政国際 2/12
場合によっては併願で山手学院や青陵なども。
公立高校受験をする人は公立高校+私立併願
の2校か、
公立高校+私立併願+オープン入試(併願優遇を利用するとかなりランクが下がってしまう場合のオープン入試です)の
3校がほとんどですので6校~7校も受験することはかなりイレギュラーです。
過去問も何十年分も解くことになり、こんなにできるの?と不安になる気持ちもあると思いますが、10月以降でまにあいます!!
まだ早慶レベルに達していないのに過去問を解いてしまうことほどもったいないことはありません。過去問は1年に1つしかないですから。
焦る気持ちもあると思いますが、夏休みは弱点強化や塾からの課題など集中的に取り組みましょう。
ただし早めに入手しておくことは大切です!
声の教育社と東京学参どちらを購入?
表紙はこんなイメージです。
「声の教育社」のほうは黄色と青,「東京学参」のほうは青一色です。
ちなみに中学受験の過去問は「声の教育社」のほうは黄色とオレンジ,「東京学参」のほうは赤一色です。
過去問ですので,基本的にはどちらも同じです。若干著作権に絡む国語の問題の掲載に差があります。
大きく違うのは解説の詳しさ。
「声の教育社」のほうが丁寧に解説されています。
「東京学参」のよいところは,各問題に「基本」「重要」「やや難」といったレベルが記載されています。模試などを受けると正答率などが掲載されていて,自分なら何%以上の問題が解いていきたいか,どのレベルまで正解すれば合格できるかの目安になりますが,過去問にはそういった目安がないので,とても参考になると思います。
「東京学参」のほうはHPで解答用紙が公開されており,ダウンロードして利用することができます。これは誰でもダウンロードできるので,「声の教育社」の過去問を購入して,「東京学参」で解答用紙をダウンロードすることもできるのでどちらでもよいかもしれません。
もちろん,どちらもコピーできる解答用紙は書籍についています。
早慶附属(付属)高校の過去問一覧
慶應大学 附属高校
慶應義塾高等学校
慶應義塾志木高等学校
慶應義塾女子高等学校
早稲田大学 附属高校
早稲田大学高等学院
東京学参は例年11月発売予定
早稲田大学本庄高等学院
東京学参は例年11月発売予定
早稲田実業学校
学校で無料で公開されている過去問
中学受験のように,四谷大塚の中学入試過去問データベースに無料で公開されているようなサイトがないのが残念ですが,学校によっては過去の入試問題を公開している学校もあります。
最大で3年分、学校によっては最新のものだけを掲載しています。気になる学校は受験学年ではなくてもダウンロードしておきましょう。